【2026年度】鹿児島県公立高校入試倍率の波紋。不登校・発達特性のある子のための合格戦略
こんにちは!私たちは不登校や発達に課題のある子どもたちを専門に指導している家庭教師です。これまで、たくさんの子どもたちを第一志望合格に導き、大きな不安を抱えたご家庭へ明るい未来のサポートを行なってきました。
2026年度(令和8年度)の鹿児島県公立高校入試、志願変更後の最終的な倍率が出揃いました。今回は、こちらの倍率を元に鹿児島県高校入試についての解説を行いたいと思います。
今年の入試は、例年とは明らかに異なる「大きなうねり」の中にあります。
今日は、この最新データをどう読み解き、不安を抱えるお子様の「道」をどう切り拓いていくべきか、専門家の視点からお話しします。
1. 私立無償化の影響と「公立定員割れ」の常態化
今年の最大の特徴は、「高校授業料無償化」の本格化による私立高校人気です。
学費の心配が軽減されたことで、手厚いサポートを求めて私立を第一志望にする受験生が増えました。
その結果、鹿児島市内でも多くの公立高校が「倍率1.0倍」を切る、いわゆる定員割れの状態となっています。
不登校や発達の特性により、「集団の中での競争」や「試験本番のプレッシャー」に強い不安を感じるお子様にとって、この「1.0倍切り」という数字は、精神的なお守りになります。「誰かを蹴落とす試験」から「自分のできることを証明する試験」へと、入試の性質が変わってきているのです。
2. 「志願変更」の罠。工業高校Ⅰ類の動きから学ぶこと
一方で、データだけを見て動くことの難しさも浮き彫りになりました。
象徴的だったのが工業高校Ⅰ類の動きです。
1次締め切り時点で倍率が1.0倍を割っていたため、「ここなら受かりやすい」と判断した多くの中学生が志望校を変更し、最終的には倍率が跳ね上がる結果となりました。
このように、目先の数字に振り回されると、思わぬ激戦に巻き込まれることもあります。だからこそ、私たち大人が冷静に情報を分析し、お子様に伝える役割が重要になります。
3. 今年の「注目校」と狙い目の学科
お勉強に不安があるお子様や、特定の分野に強いこだわり(才能)を持つお子様に、ぜひ注目してほしい学校があります。
• 開陽高校(普通科)
昨年は非常に高い倍率でしたが、その反動(敬遠)により、今年は低倍率に落ち着きました。自分のペースで学びたい子にとって、非常に魅力的な選択肢です。
• 武岡台高校(情報科学科)/鹿児島南高校(情報処理科)
どちらも鹿児島市内にあり、アクセスも良く人気の学科です。しかし、今年は1.0倍を切っています。
ITやパソコンに強い興味を持つ発達特性のあるお子様にとって、これらの学科は「好き」を伸ばせる絶好の環境でありながら、今年は「戦略的に合格を狙いやすい」非常にチャンスな状況といえます。
4. 保護者のみなさまへ。戦略を立てれば、必ず道は開けます
「不登校期間があって内申点が不安……」
「発達の特性で、テストで実力が出しにくい……」
そんな不安を抱えていらっしゃるかもしれません。しかし、現在の入試状況を正しく理解し、お子様の特性に合った学校を選び、戦略的な学習計画を立てれば、不登校や発達に課題のある子どもたちにとって逆境とも思える今の状況からでも合格を勝ち取ることは十分に可能です。
倍率が低いということは、それだけ「当日の点数」や「面接での意欲」を評価してもらえる枠が広がっているということです。
おわりに:一人で悩まず、一緒に「作戦」を立てませんか?
数字はあくまでデータですが、その裏にある「お子様の未来」をどう描くかが、私たちステップの使命と考えます。
今回の倍率を見て不安になった方、あるいは「チャンスかも」と感じた方。
お子様にぴったりの「合格戦略」を一緒に考えていきましょう。大丈夫。正しい情報と少しの勇気があれば、道は必ず開けます。
本記事の内容について詳しく知りたい、または個別のご相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
カテゴリー: 不登校、発達障がいの受験情報
投稿日:2026年02月26日